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鈍感紀行

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03/28/23:33
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04/17/23:34
東日本縦断(7)

さて盛岡駅である。
他の人がお昼を食べている間、俺は鞄を探さねばならない。
フェザンという駅ビルであれこれ探していたが、どれもこれも妙に高い。
結局無印良品で300円のコットンバッグを買うことにした。
次の荷物の入れ替えは函館である。それまでの辛抱。

次の目的地は小岩井農場。ここへのアクセスがこの旅程での一番のネックだった。
路線バスで行こうにも本数がない、そもそも田沢湖線の本数も少ない。
あれこれ悩んだ結果、貸し切りバスをチャーターすることになった。
ひとまず小岩井駅へ田沢湖線で向かい、そこから小岩井農場を経て盛岡駅へ戻るルート。
大人数なので一人当たりもそれほど高くつかずに済んだ。

小岩井駅の改札を出ると、左側にチャーターしたバスが止まっていた。
団体名には富雄帝国大学神学部・医学部の文字が躍る。痛々しい
ひとしきり写真を撮り終えたあと、高原を登って農場に着いた。
牛乳やソフトクリームをいただいたあと、スノーフラッグに挑戦。
地元の子供も交えた仁義なき戦いに見事畜生ワタカベが優勝。
俺はというと、スタートの瞬間に不慣れな雪に足を取られて転倒し、駆け抜けていく仲間を尻目に呆然とする間抜けっぷりを演じていた。あまりに哀れなので地元の子供がソフトクリームの無料券をいただいた。やったあ!得した!さっき食ったけど!旨かった!

小岩井農場を出た後はクリヤマくんのガジェット講座などバス内でどんちゃん騒ぎをしつつ盛岡駅へ。

盛岡駅からはIGRや青い森鉄道で行くと遠回りになるので花輪線で弘前方面へ。
盛岡始発のディーゼルカーに3時間揺られる。
俺の旅行において、移動とはすなわち観光であり、休息時間でもある。

思い思いにゆるりと過ごしてぐうたらして進行方向が変わったりして秋田県は大館駅(3日ぶり2回目)に到着。本数の少ないローカル線で17分の乗り継ぎは好接続と言って良いだろう。
地方を旅すると乗り換え時間が1時間あることなどザラにあるので感覚がマヒしてくる。
都市部で暮らしている限り覚え得ぬ感情であろう。

寒いホームで身を寄せ合うようにして待っていると青森行がやってきた。これで弘前まで行き、弘前で五能線の電車に乗り換えて板柳から宿へと向かう予定である。

車内では特に何もなかった。青森県に入ったという実感もなく、気づけば弘前にいた。
2分の乗り換えで五能線に飛び込み、ここまでは何もなく順調に進んだ。
それが嵐の前の静けさとは知らずに。
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