鈍感紀行

あらすじ：寝坊した

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親が学校まで車で送ってくれるようだ。
朝の高速道路を物凄い勢いで飛ばしていく。

澄んだ空気の中、学校に着いた。
時に午前6時。
まだ夜は明けない。
ほの暗い中、辺りには誰の姿も見えない。

1人、また1人と増え、集合時刻の6時30分。
g.tがタクシーで来たり、
津村が1円も持っていなかったので2000円貸した他には何もなかった。

少し遅いような気がするが今回の主要人物。
赤●。
リフトの上からとんでもないことをシャウト(ネタバレ)。
シゲソン。
シャウトされてた。
あとは紹介文を省略するが、アカリュ、T上(後に改名)、バビルス２世、H井、エビ、T元帥、up's、あとは適宜。

バスはほぼ定刻通りに出発。
京都南まで出るのかと一瞬思ったが天理から名阪国道。
その後東名阪に乗って御在所で最初の休憩。
潤沢な資金を武器にBLACK BLACK18枚、コーヒー1本、週間SPA!の3点を購入し、Family Martのレジ横で会計する奴に横からFamima Tカードを差し出し30ポイントほど貯めた。

御在所を出るとカラオケ大会。
俺は雑誌を読みつつ出来る限り気配を薄くしていた。
いつしか名古屋高速に入り中央道へ抜け、速いもので恵那まで来た。
周りの景色は大半が山。
あまりに退屈なので隣のH井とWalkmanを交換して暇を潰す。
どうやらカイジクンポケットにはまったようだ。

国境の長いトンネルを抜けても、そこは大した雪国ではなかった。
まあ長野県は縦に長いし、木曽の辺りはまだそれほどでもなかろう。

隣のH井。
マイクが回ってきた。
奴のカラオケのアベレージは90少し、というキチガイじみた値だ。
もう伏字にするのも面倒だ
レミオロメンの粉雪を熱唱し、終わった辺りで駒ケ岳SA。

駒ヶ岳ですぜ皆の衆。
何故だか年2回は行く。
というのも、信州方面の夜行スキーバスはその大半が多賀SAとこの駒ケ岳SAで休憩を取るからだ。ありがたいことにここにもFamily Martがある。

ちなみに俺がどうやって地方を区別しているか、というので、
ローカル新聞やスポーツ新聞の名前を見る、というのがある。
ここは東京スポーツだった。ああ東スポ。

別段ここでは何も買わず、というかスポーツ新聞など買おうものなら夜中の男子中学生(例：マスク他)の手によって好き放題蹂躙されるであろうから買わない。買えない。

駒ケ岳を出たら楽しい昼食タイム。
学校近くで買った弁当を頂く。旨い。

信濃を北上。目指すは信濃町。
間違っても創価学会がある東京のアレなどではない。断じて。
岡谷からは長野道。JCTがすごかった。さらに北へ。

なにやら人物当てクイズなどをやってる内に上信越道。
信濃町までは1時間弱。

とうとう信濃町に着き、下道へ。
降りて直ぐにパーキングに入り、チェーンを巻いて宿へ15分。

スキーウェアを忘れてきたことに気づいたので原坊に借りて着替えて表に出た。さすがに一面の銀世界。

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