鈍感紀行

今日もいっぱい列車に乗れるぞ！
そういったのは誰だっけ。
これから4時間余りをひたすら東海道本線で東へ進むというのに相変わらず緊張感が無い。

だから新快速の乗り場を間違えたわけだ。
すんでのところで気がついたので何とか助かった。

ご丁寧に英語の放送までついて新快速が到着。扉をはいって右側、進行方向右側の席を確保。
定刻にゆっくりと動き出した。ゆっくり加速し、淀川の鉄橋を渡って新大阪に到着。
乗りのほうが多いので少し込む。高槻までに1本先行の普通を追い抜き、高槻でもっと乗った。
右に名神、左に阪急が近づくと山崎を通過、さらに加速して西大路を過ぎ京都に停車。
どっと降りてそれ以上に乗ってきたので乗車率が20%程上がった。なんの根拠もないけど。

ここから先は停車が増えるので少しスピードダウンした感じがする。
山科、大津と停車したが人はわずかに増えたのみ。
うっすらと雪化粧した中を快走し、草津、野洲、近江八幡もあっという間に過ぎ、彦根を出たら次は米原。
ヤンマーの温度計を過ぎて米原に停車した。大垣行きは着いたホームの向かい側のようだ。

扉が開くなり人波をかき分け、波から出たらダッシュし、3両の特急型車両に飛び込んだ。
セミコンパートメントしか空いていなかったのでそこに席をとった。
車両のおかげで大垣まで快適な行程だ。加減速もよく、駅間も長いので快速にでも乗っているようだ。
そんな快適な車両を大垣で降りた。








先発の名古屋行き快速は豊橋までいかないしなにより座れなさそうなので予定通り豊橋行き快速に。
発車直前に8両で来た。先頭車両の一番前、進行方向左側の席を取った。豊橋までの快適を確保した。
長い駅の間を120km/hで走り、30分程で名古屋を過ぎ、







金山で中央本線と別れた。







そういえば岐阜から並走する線路は名鉄の物だったな。
いい加減電車に乗るのも飽きた頃合いにようやく車内アナウンスが豊橋の名を告げた。
海を右に見て豊橋に到着。浜松行きは別ホームから。









エスカレーターを駆け上がり、さらに加速して階段を下り、浜松行き4両に駆け込んだ。
ボックスシートの向かい側のオジサンは競艇のある新居浜で降りた。
昼間から何してんだろうね。
浜名湖の中を突っ切るので浜名湖を撮ろうとして再三新幹線に邪魔された之助との協議の結果、帰りに弁天島で途中下車することにした。







線路が高架になり、新幹線と交差してようやく浜松に着いた。







大阪から約300km。


豊橋からの電車。




とりあえず駅の売店で静岡新聞を買った。

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