忍者ブログ

鈍感紀行

10 2024/11 1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 13 14 15 1617 18 19 20 21 22 2324 25 26 27 28 29 30 12
[12/30 キレット]
[01/04 酸素]
[08/01 long]
[05/19 キレット]
[05/15 酸素]
[05/07 酸素]
[04/12 酸素]
[04/06 バビルス2世]
[03/17 アカリュ]
[02/08 妨害電波アカリュ]

11/28/18:41
[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

01/09/02:53
2012/1/9

えー、あけましておめでとうございます。
今年もどうか宜しくお願いします。はい。

狂った初詣のことでも書きますかね、今日は静岡に行きますけど、ええ。


朝3時。終夜運転だったので西大寺を出た頃。吉野神宮へ参るべく、南へ。
途中で今回のお伴、赤●と合流。橿原神宮前で乗り換え、南東へ。
「あけましておめでとう。」
「しかしまあ、あれや。寒いねえ。」
「なんで俺はこんな時間にここに居るんだろう。」
「まあしばらく時間はあるから金沢に行った話でもするか。」
~中略~
吉野神宮着。辺りには何もない。そんなに人も居ない。神宮(ぉ
電車から降りた人は三々五々、散り散りになった。残るは我々とおじさんが2人。
「とりあえず行ってみよう。この道か。」
「寒い」
「交差点をまっすぐ」
「寒い」
そのまま道なりに心臓破りの坂を上ること5分。
目の前には、暗闇が広がっていた。歩いてきたはずの道は、先が見えない。
暗闇の中に溶け込んでしまっている。
「・・・どうする?」
「アイフル」
「?」
「死亡フラグが立った。引き返そう。」
駅まで来た道を戻る。駅に着いたら案内板の前に先ほどのおじさんが2人。
彼らが歩き出したところを走って追いつき、呼び止める。
「すんまへーん!」
「どちらまで行かはるんですか」
「吉野神宮まで。」
マンセー!
「一緒に行きません?」
「良いですよ。」
4人で話しながら歩く。
「どうして吉野神宮に?」
「何となく・・・フリー切符なので。」
「しかし道が暗いですねえ。」
その時、赤●の方から光が。見ると、奴の2代目のケータイが煌々とランプを光らせていた。
そんなものがあるなら先に言ってくれよ。

心臓破りのワインディングロードを越え、吉野神宮と思しきところの前に着いた。
今までとは比べ物にならない間隔でたいまつが灯っている。
光というものがこんなにも人を安心させるのか。

さて初詣といえばおみくじである。去年は大吉が出るまで方々で引き続けるというマゾな苦行を己に課し、四連続凶などの珍事の末に800円を犠牲にして平安神宮で大吉を手にしたのだ。
一発目。200円を放り込み、おみくじを開ける。





大吉。

キターキターキターキターマンセエええええええっっっ!!

かくして昨年よりもはるかに経済的に大吉を手にし、勇躍金峯山寺へ。
どうもさっき来た道をそのまま進めば着くようだ。同じ道なので街頭の間隔はそう変わらないことが予想される。
・・・だが・・・・・・しかし・・・・・・。
行くしかない。

明るいライトが夜道を照らす。
ガードレールに付いた反射板が物凄くありがたい。
まさか、獣は出るまいな。冬だし。
20分か、体感時間で言うとそれ以上になるかもしれない。
下千本駐車場、と書かれている。自動販売機と、公衆便所。
自販機でポカリスエットを買い、ダウンのポケットに放り込んでさらに歩く。
道路沿いには建物が並び、安心感がある。いいぞ観光旅館。
ちなみにこの時朝5:30ぐらい。

「次すれ違った人にあけましておめでとうと挨拶してくれ」
赤●が言う。
ロープウェーの発着所を過ぎ、年賀状を配達する郵便局のバイクとすれ違った。
「あけましておめでとうございます!」
年明けを実感した。

曲がりくねった道の奥に、山寺が見える。
右に迂回しながら蔵王堂へ。
荘厳な雰囲気、威厳溢れる建物。息を呑む。

さて今回の目的地、吉野脳天神社はその下にある。
上るのがイヤになるような階段を下り、休憩所で一休み。
甘酒を頂き、荷物を置いたまま参拝。受験生の兄にお守りを買い、休憩所で日が昇るまで時間を潰す。
甘酒が美味い。もう一杯。

少し眠ってしまった。
日の出を見届けようと上まで引き返しおたが、既に辺りは薄明るくなっていた。
7時過ぎ、寺を出た。
坂を下り、楽をするべくロープウェイの乗り場へ。
丁度出たところらしく、わき道を下りに下る。吉野を7時40分に出る急行は空いていた。

記憶がない。起きたら橿原神宮前だった。
吉野から橿原神宮前までかっ飛ばした感覚に陥り、得した気分。
橿原神宮に参拝。右な人は居なかった。残念だ(ぉ

赤●を解放し、さてお次は石切神社。
八木まで戻って時間を調べる。急行で布施まで行くと良いようだ。

ところで皆さんにこんな経験はないだろうか。
暖かい電車の中でまどろむ。
この経験がある人の、おそらく大半はこんな経験もあるだろう。
寝過ごし。
駅のホームでいっそ身を投げようかという衝動に駆られ、ギリギリの理性で留まった俺のような人は少なくないはずだ。

起きて車窓を見渡す。俺の記憶だとこの景色は鶴橋を出て上本町への途中。
「ご乗車ありがとうございました。」
「大阪上本町、終点です。どなた様もお忘れ物のないようにお支度ください。」
やられたああああああーっ!

上本町駅地上ホームは、編成の一番前が乗り換えには便利だ。
そのときの車両は後ろから2両目。6両編成。
急ぐことを放棄し、ゆっくりと地下ホームへ降りた。
どうやら2分後に区間準急が来るようだ。

予定より遅れること15分、ようやく石切に着いた。
坂を下り、神社へ。狭い道は人でごった返している。これこそ初詣のあるべき姿。
賽銭を放り込むモーションをして手を合わせた。
新石切から生駒へ。乗り換えついでに宝山寺へ行こう。
ケーブルが目の前で行ってしまったので席に座って銭勘定。
どうも予算が足りない。特急に乗ると明らかに足りない。
選択肢が3つ。
一、特急を諦める
二、昼食を摂らない
三、京都市内でピタパをフル活用

結果、もっとも良心の痛まない一案を選択。
とはいえ金がない。
宝山寺でも石切と同じことをし、奈良へ。
勝手知ったる奈良市街、興福寺に参拝。
昼食はサークルKでカップラーメン。店の前で座って麺を啜っているととっても哀れな目で見られた。
文句あんのか。

奈良から京都へ。
急行でいくなれば、結構な確率で西大寺乗換えを強いられる。
一分でも長く寝ていたいのだが、京都で酸素を待たせているので急がねばならない。
快速急行に乗り、西大寺へ。昔みたいに京都行きの快速急行があればなあ。何でなくなったんだよクソッタレ
西大寺で先頭車両に乗った。次の停車駅は京都市内のどこかだろう。

目が覚めると、新幹線のガードをくぐって右カーブするところだった。
寝ている間に来ていたメールを掘り起こすと、どうも酸素は待合室で待っているようだ。
京都到着、特急ホームの隣、待合室へ急ぐ。3DSを操る少年1人あり。あれが酸素。

京都の観光は市バスを制するものが制する。
chakuwikiでは緑の暴走族などと書かれており、経験則でも時刻表が全くアテにならないが本数は多い。
まずは清水寺。窓口で一日券を買い、急行系統に乗って五条坂下車。
どいつもこいつも何で車で来るんだろうか。
多少迂回することになるがちゃわん坂を登り、入場券を買って拝観。
金運お守りを買い、ゆっくりと下る。
吉野や脳天を越えてきた俺にとって、この程度の勾配など平地も同じ。

清水坂を下り、八坂神社へ。
毎年人が物凄く多い。参道の両端一杯に屋台が並び、身動きが取れないこともしばしば。道の真ん中が意外と王道だったりする。わあ面倒くせえ。酸素のおみくじは何キチだったかね。

本日のラスト、平安神宮。バスが来ない。接近表示さえもアテにならない。
ようやく来た満員のバスに乗り、10分ほどして降りる。辺りは歩行者天国になっていた。例によって道の脇には屋台。
小腹が減ってきたけど財布も腹を減らしている。俺はどうしようか?
PR

俺の扱いがひどい件

ていうかコメントしてんの俺だけかWWW

  • 2012年01月10日火
  • 酸素
  • 編集
Re:俺の扱いがひどい件
レスが遅いからね、しょうがない
Thanks
2012/01/19 11:31
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら
侍 SAMURAI FACTRY : 忍者ブログ : [PR]

TEMPLATE : "SOUTH HOLIDAY" CREATED BY CLOCKWORK LIFE
COPYRIGHT © フジワラ ALL RIGHTS RESERVED.