鈍感紀行

やっと今年のことを書ける。

まず元日。終夜運転をしていたのでいつもより1時間早い電車で出る。
本当はさらに3時間早く出て吉野に行こうと思ったのだが、あまりに気温が低かったという理由で親に止められた。まず水瓶を拾うためにTへ。
途中の駅で乗り換えついでにおにぎりを2,3,個買う。
T周辺は真夜中でも20分に1本動いていた。
一応6:00集合にしておいたのだが、どうにもイヤな予感がする。
その予感とは過去の同行者Hによって養われた「アイツ遅れるんじゃねーの」というものである。
その予感的中。

まあまあそんなに先を急ぐ訳でも無いので電話などかけつつ待つ。
東の空に日が昇る。2011の始まりをようやく感じていたところ、水瓶が親の車でやってきた。
どうやら彼は親に「6,700円くらい奢ってやれ」と言われていたようなので、ありがたく途中の特急代を奢ってもらうことにする。

最初に向かうは橿原神宮。実はそんなに遠くない。
急行で30分、時刻にして7時過ぎに橿原神宮前着。
この時間はどこの神社仏閣でもそんなに人がいないのでおすすめ。
5円玉を賽銭箱へ山なりに放り投げて京都組（俺の地元に住む友人知人）の合格を祈願。
おみくじを引くと中吉だった。
その後腹を減らしつ駅まで引き返す。

次は道明寺に行こうか住吉大社に行こうか石切神社に行こうかと頭を悩ませた結果、戻りが楽なので石切神社へ行くことに。急行で西大寺まで戻り、着いたホームの向かい側に来た準急で石切へ。
石切の次は宝山寺へ行くことに。
乗客の大半が石切で降りた。それに続く。
神社への道はうろ覚えだが人の流れに流されていけばさほど時間はかからない。
賽銭箱へやや遠投気味に硬貨を放り投げ、そそくさと売店へ。
破魔矢を買い、おみくじを引く。凶。
まあ毎年1,2回は凶なのでこんなこともあるかとさして気にせずに退散。
石切まで坂を上るのが面倒なので新石切へ向かう。
平坦な道をぐだぐだとあるき、ホームに上がると電車が行った後だった。

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